夢・未来プロジェクト 開催レポート

東京都立城南特別支援学校

実施日時及び会場 平成30年6月1日(金)10時00分〜11時30分
東京都立城南特別支援学校(東京都大田区東六郷2-18-19)
参加者: 全校107名
講師: ヨーコ・ゼッターランド(元バレーボール女子アメリカ代表)
実績: 1992年 バルセロナオリンピック 銅メダル
1996年 アトランタオリンピック 7位入賞
マナー講師: 江上いずみ(マナー講師 グローバル マナー スプリングス代表)

概要

平成30年6月1日、東京都立城南特別支援学校において、ヨーコ・ゼッターランドさんをお招きし、全校生徒(小学部・中学部・高等部)107名を対象に夢・未来プロジェクト(Welcomeプログラム)を実施しました。

講演に加え、バレーボールの実演や、マナー講師の江上いずみさんによる、外国人と接する際のマナー講座も開催され、児童・生徒たちは積極的に参加しました。

外国人と接する際のマナー講座

ゼッターランドさんの講演に先立ち、江上さんによるマナー講座が行われました。

初めに、子供たちに飛行機のイラストを見せながら、講師の前職であるCA(キャビン・アテンダント)の仕事について触れ、CA業務の根幹には、「おもてなしの心」があるという説明がありました。江上さんは、「おもてなしとは、大切な人をお迎えすることと、相手に喜んでもらうことです。東京2020大会を機に日本にいらっしゃる外国のお客様やアスリートに対し、おもてなしの心を持って接することがとても重要です」とお話しされました。

そして、グローバルな挨拶である握手の方法について説明を受け、子供たちも、近くの友達やゼッターランドさん、教員たちと教わった握手をし、皆笑顔になっていました。江上さんはまた、「家族に対しても感謝の気持ちを持ち、『ありがとう』と伝えることが大切です」ということもお話しされました。

講師の二人と握手の練習
講演するゼッターランドさん

ヨーコ・ゼッターランドさんによる講演

マナー講座の後は、ヨーコ・ゼッターランドさんによる講演が行われました。

ゼッターランドさんは、子供たちに、「好きなこと、楽しいことを見つけて、大事に長く続けてください。辛いときもあるけど、好き・楽しいという気持ちがあれば乗り切れます。そして、個性を大事に、その人にしかできないことを見つけてください」とエールを送りました。

バレーボール選手としては小柄なゼッターランドさんは、セッターとして、スパイクが打てる選手にボールをしっかりとつなぐことが得点につながり、良い結果に結びつくということに、「自分にしかできないこと」を見出しました。

自分にしかできないことを見つける一方で、「一人でできないことは、周りを頼る事が大事です。一人一人が、自分にできることをしっかりとやることが、良いチームワークにつながります」というお話しもされました。

模範演技

まず、ゼッターランドさんと教員1名がペアとなり、パスやレシーブの実技を行いました。ゼッターランドさんのパスやスパイクをしっかりと返す教員の姿に、子供たちからは、「先生かっこいい!」という声があがっていました。

次に、子供たち向けに、オーバーパス、アンダーパス、スパイクスイングのフォームについてレクチャーがありました。

その後、「ゼッターランドさん&教員1名」チームと、「教員5名」チームによる対戦形式の模範演技があり、部活動さながらの熱い指導が行われました。ゼッターランドさんが上げたトスをペアの教員がスパイクで打ち込み、それを必死でレシーブする対戦相手の教員たちに、子供たちも夢中で拍手や応援をしていました。「これで最後」と言いながらも、思うようなラリーになるまで、「最後」が何回か続きました。

「諦めなければいつかはできるようになる。そして、最後は握手で終わりましょう」とスポーツマンシップ溢れる模範演技でした。教員たちの諦めない姿勢に、子供たちはとても感動していました。

終わりに、代表の子供たちが横一列に並び、ゼッターランドさんと一人ずつバルーンでパスをつないでいきました。時折、教員にフォローしてもらいながらも、最後までバルーンを床に落とすことなくパスをつなぐことができ、歓声が上がりました。

正確なトスを披露
みんなでバルーンリレー

子供たちの感想

 
● 「今日のお話を聞いて、アイコンタクトが自分には足りないと感じたので、もっとしっかり目を見て、感謝の気持ちを表現していきたいと思います。」(中学部3年生・男子)

● 「先生方がバレーボールを一生懸命やっている姿が、とても格好良くて尊敬した。自分も風船バレーをやっているので、がんばりたいです。」(中学部3年生・女子)

● 「今、ボッチャにとても打ち込んでいます。チームワークを大切にして、ずっと続けていきたいです。」(高等部3年生・男子)

● 「ゼッターランドさんの実技を見て、バレーボールに興味が湧きました。ぜひやってみたいです。」(小学部4年生・女子)

● 「(自分が描いた絵を見せながら)自分は、絵を書くのがとても好きです。これからもたくさん描きたいと思いました。」(小学部1年生・男子)

ページの先頭へ戻る